引っ越しの荷造りで時間がかかるのが、段ボールへの詰め込み作業です。
特に悩む人の多い以下の4つにつて詳しく解説します。
- 量と種類の多い服
- 傷ついたり壊れやすいCD
- 詰めすぎると重くなる本
- スグ割れるし形がバラバラで神経を使う食器
荷造り作業で忙しいとは思いますが、効率よく荷造りを進めるためにも、最後までご覧ください。サクッと荷造りを終わらして、コーヒーの1杯でも飲みましょう(^o^)v
引っ越し 段ボールへの詰め方【基本】
引っ越しの段ボールは、引っ越し業者さんが事前に置いて行ってくれたと思います。業者さんから組み立て方の説明があったと思いますが、ここで復習しておきましょう。
- 側面に引越社のロゴやイラストがある場合、天地は必ず守る。
- 底のガムテープは、縦1本ではなく十字に貼ります。
- 本や食器など重い物の場合、縦1本、横2本に貼ります。
- 蓋を閉めるとき、盛り上がってしまうほど詰め込まない。
- 蓋は十字にする必要なし(縦1本でOK)。
天地(上下)を守らないと、作業員の方が運んで詰め込む段で、詰めた状態と逆さまに積まれる可能性が高いです。衣類なら問題ないですが、壊れ物は致命傷になります。
底の留め方は、十字にするのが基本です。縦の筋に沿った1本だけと、十字に貼るのでは強度が全然違います。テープは高い布テープじゃなくて紙のガムテープで十分です。
引っ越し 段ボール 詰め方【基本ポイント】
・重い物は小さい箱、軽い物は大きい箱
・重い物が下、軽い物は上
・段ボール内で隙間が空くなら、新聞紙や緩衝材を詰める
・詰めたらすぐに注意書き・場所・中身を書く
・↑は、上面ではなく側面(出来れば縦・横 2面に書く)
引っ越し 段ボールへの詰め方【服 編】
まず、スーツやコートなどは、ハンガーボックスを借りて運んでもらいましょう。
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そして、↑ここでも書きましたが、衣類は引っ越し先での収納を考えて、プラスチック製の衣装ケースなどに納めれば、そのまま運んでくれます。
このとき、引き出しやフラップ部分を養生テープで留めましょう。段ボールに使ったガムテープだとキレイにはがれませんので要注意です。>>>養生テープ
タンスの中身は、引き出しごとに段ボールに詰めるのがベターです。でも、中身を詰めたまま運んでくれる場合もあるので、事前に業者さんに聞いておきましょう。
タンス・引き出しの大きさ・量次第なので要確認です。
引っ越し 段ボールへの詰め方【CD 編】
CD・DVD・ブルーレイディスクは、ケースがスグに割れます。
数が多ければ多いほど、ある程度の損害は覚悟しましょう。どうしてもな物は、1つずつプチプチでくるみましょう。
段ボールに詰める場合、まず四方をプチプチで囲みましょう。気になる方は、一般的なエアーキャップの4mmの厚さのものよりも厚い、8mm・10mm・13mmというプチプチをホームセンターで手に入れてください。
隙間が空かないように、立てて詰めていきます。
段ボール全部にCDをぎっしり詰めると、相当な重さになります。2段にする場合、間に毛布やフリースなどを入れて量を増やしつつ、1箱が重くなりすぎない工夫をしましょう。
最後に、持ち上げて軽く振ってカタカタ音がしないようにしましょう。音がする隙間があればプチプチや丸めた新聞紙を入れましょう。
最後に、誰が段ボールを見てもわかるように、【CD】ワレモノ注意とデカデカと書きましょう。
引っ越し 段ボールへの詰め方【本 編】
本はCDよりも重いです。箱いっぱいに詰めると持てない上に、箱の底が抜ける危険性があります。段ボールは一番小さい物を選びましょう。
重さは自分が無理なく持てる重さにしましょう。強靭な男性は少なめで、、、(^_^;)
本の外側が傷むのが気になる方は、エアーキャップを敷きましょう。詰め方は、立てるより横にして積み上げる方が傷みません。隙間はエアーキャップや新聞紙で埋めましょう。
小さい箱でもいっぱいに本を詰めると持ち運べない、、、という方は、下半分に本を詰めて上は別の物を入れましょう。カーテンとかバスタオルとか毛布とか、軽くて緩衝材替わりになるものがいいです。
本も、わかりやすく注意書きしておきましょう。作業員の方が持ち上げるときの心構えができます。
引っ越し 段ボールへの詰め方【食器 編】
食器は基本セオリーが決まっていますので、理解しておきましょう。
- 食器は全て1個ずつ新聞紙などでくるむ
- 段ボールの横・下はエアーキャップを敷く
- コップは逆さま・皿は立ててが基本
- 隙間には緩衝材をきっちり詰める
- 段ボールの高さ分一気に積み重ねず、何層かに分ける
- 詰めすぎ・重すぎはNG
- 蓋をする際に盛り上がるのは絶対ダメ
5.ちょっとわかりにくいと思います。
例えば茶碗などを詰める場合、1つずつ新聞でくるんで逆さまにして置いて重ねます。周りも同じ高さになるように、お椀や小鉢などを詰めます。
ある程度の高さになったら、中古段ボールを底面と同じサイズに切って載せて仕切ります。またその上に同じように積んでいきます。こうすることで、詰めやすいし、一番下の食器にかかる重量を分散できます。
3.についても補足です。
コップだけでなく、茶碗・丼 どんな食器もですが、口と底の径の大きい方を下にして詰めます。(皿は縦です。)
封をしたら、大きく【食器】ワレモノ注意と書きましょう!
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