太平洋フェリーのきたかみは、太平洋フェリーの3隻あるフェリーのうち一番古いフェリーで、1988年に就航して30年近く頑張っています。
他の2隻 いしかりが2011年3月、きそが2004年1月就航ですから、きたかみが圧倒的に古いです。ただ、キレイに改装してあるので、「古くて使いにくい」ということはありません。
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名古屋から苫小牧へ向かう途中、茨城県沖を航行中に書いています。偶に途切れますが、ドコモのLTEでインターネット接続できています。
太平洋フェリー きたかみ 船内【写真】
きたかみの主な客室とパブリックスペースは2フロアで、中央の吹き抜け階段でつながっています。(最上階の8デッキは、スイートとセミスイートのみ)
一番下の階の6デッキには、大浴場があります。
入り口近くにはコインロッカーもあり、脱衣所内に小さな貴重品ロッカーもあります。
浴場内の写真はありませんが、一番新しいいしかりと比べても見劣りしないくらいキレイに改装されています。
その近くに↓ゲームコーナーと
その向かい側にミニシアターがあって、
階段近くに、大きめな↓喫煙スペースがあります。
階段を上がって7デッキは、↓フロントと
お土産やスナック菓子や飲み物が買える↓ショップがあります。
その反対側に、軽食とソフトドリンク、アルコールもある↓スタンドコーナーと、
ビュッフェスタイルのレストラン ↓グロブナーハウスがあります。
レストランの入り口前には、ミニコンサートが開かれる↓ピアノと、窓際にテーブルとイスが並んでいて、各々食事や読書したりスマホをいじってたり、ブログを書いていたりしています。
廊下も窓際にずらっとイスとテーブルが並んでいます。
奥には毎晩プロのミュージシャンによるコンサートが開かれるラウンジがあります。
中はこんな感じ、、、本格的なラウンジです。
ラウンジの反対側の先には、展望室があります。
この展望室は誰でも利用できて、景色が良いです。きそ・いしかりには無いスペースです。展望室近くには給湯室もあるので、カップラーメンなども食べられます。(新しい船には給湯室がありません。)
パブリックスペースのトイレも凄くキレイです。
個室はこんな感じ↓もちろんウォシュレット付き。
太平洋フェリー きたかみ 和洋室の感想
今回は、家族で定員6人の一等和洋室を使っています。
カーペット敷きの部屋に、2段ベッドが二つです。冷蔵庫が無いのが残念ですが、シンプルで使いやすい部屋です。
調度品が何もないのは、幼児・乳児連れに有難いです。
トイレ・シャワースペースは、いしかりと比べると古さを感じますが、清潔に手入れされていますし、実用上の問題は何もありません。
太平洋フェリー きたかみ【まとめ】
当たり前ですが、一番新しいいしかりには敵いませんが、それでもとてもキレに改装されていますし、使いにくさはありません。
展望室があったり、6デッキ・7デッキそれぞれに給湯室があったりと、古い船ならではの設備も、私個人的には有難いです。(カップラーメンを持って乗るので、、、)
スケジュールの都合で止むを得ずという言い方も変ですが、きたかみに当たってしまっても、十分に船旅を楽しめると思います。
ひとつ言うとすれば、天井が低いのだけが少し気になります。