過敏性腸症候群で悩んでる人は非常に多いです。自分はまだまだ軽い方だと思いますが、今年の6月頃からお腹の具合が悪く病院で「過敏性腸症候群」と言われました。
私の症状が決定的になったのは、出張で電車や飛行機などの公共交通機関を多用した時、少し体調を崩し気味だったこともあってお腹が緩くて、移動中も仕事中も常にトイレを探してたあの3泊4日がキッカケでした。
▼その時空港で買ったストッパ
その出張は事なきを得て帰れたんですが、それから自家用車での移動でもなんでも、移動すると考えるとお腹が異常に動き出して頻繁にトイレに行くようになりました。
特に困ったのが、アウトドアでの仕事です。
2、3時間トイレへ行けないのが確定的なその仕事に行くのが不安で不安でたまりませんでした。出発する1時間弱前から、ほぼトイレに缶詰め状態で、現場でもお腹の事が常に気になる状態でした。それで病院へ行ったんです、、、。
過敏性腸症候群 病院に行った感想【内科編】
まず行ったのが、風邪ひいたりすると行くいつもの内科です。
病状を説明して、喉を見られたり、胸や背中の音を聞かれたりした結果、「過敏性腸症候群かもね。それに最近、胃腸に来る軽い風邪が流行ってるからそれもあるかも」という診断でした。
それで処方されたのが、総合感冒薬と整腸剤に↓このイリボー錠という下痢止めでした。
「風邪じゃねぇ」と確信しつつも、総合感冒薬と整腸剤は5日分飲みきりました。
イリボー錠に関しては、調べると副作用で便秘やガス溜まりになる人がいると分かって、飲みませんでした。
目先、先述のアウトドアの仕事以外では、不安感はあるものの日常生活に支障をきたすほどじゃなかったので、「飲まない」という選択ができたのかもしれません。
でも、薬を飲んでないんだから当然ですが、仕事前のトイレ缶詰め状態は相変わらずで、出掛ける前にストッパや正露丸を飲んでなんとか凌いでました。
僕の頭では、「不安でトイレに行きたくなるんだから、下痢止め飲むだけじゃ根本解決にならんでしょ!」という考えでした。というワケで次の病院へ行きました。
過敏性腸症候群 病院に行った感想【メンタルクリニック編】
次に行ったのが、精神科・メンタルクリニックです。「気持ちの問題なんだから精神科でしょ。」という発想です。精神科にかかるのは初めてでしたが、不思議とそこに不安はありませんでした。
診察は、ただ先生に聞かれたことを答えるだけでした。初診でしたし30分くらい話したと思います。症状やきっかけについてや、小中学校時代についても聞かれました。
それで出してもらったのが、抗不安薬というソラナックスという薬です。
薬を選ぶ段階も、薬のカタログみたいなのを出して「私はこれが良いと思うんだけど」という形で、「特定の仕事の前だけに症状が出るみたいだから、とん服として飲むと良いと思う」と言われました。説明が腑に落ちるというか、素直に納得できました。
「イリボー錠も出す?」と言われたんですが、「内科で出してもらって飲まなかったのがあります」と答えたら、飲み方や副作用についても丁寧に説明してくれました。それで「どうしてもという時はイリボー錠も飲もう」という気になりました。
言われ方・出され方で印象って変わるもんですね。
抗不安薬 ソラナックスを飲んだ感想
まだ、数えるほどしか機会がありませんが、仕事前1時間くらいにソラナックスを飲むと、トイレに行く回数が目に見えて減りました。
そして仕事中にお腹の事が気になることもほとんどなくなりました。
この変化には驚きました。続けてみないと分かりませんが、今のところ「私に合ってたんだな」と思います。精神科・メンタルクリニックへ行ってみて本当によかったです。
もし、過敏性腸症候群で病院は何科に行けばいいのか?と悩んでるなら、思い切って精神科やメンタルクリニックへ行ってみるのも良いかもしれません。
私の過敏性腸症候群の症状なんて軽いもんですから、もっともっと悩みの深い方が多いと思います。そんな誰かの参考になって症状が快方に向かえば幸いです。