おたふく風邪は大人が罹るとキツイです。
キツいのを知っていても、大人がおたふく風邪を脅威に感じるのは、
自分の子供が産まれて、幼稚園や保育園へ行き始めた時です。
そして「おたふく風邪が流行り始めた」と聞いて、
「自分はおたふく風邪をやったのか!?」と不安になります。
これは私の場合ですが、親に「おたふく風邪やった?」と聞いても、
「やったと思うんだけどな」と曖昧な答えだったりします。
30年も前の事をハッキリ覚えてるワケないですよね。
そんな親を責めるわけにいきません。
というわけで、ここではおたふく風邪の
抗体検査について紹介します。
おたふく風邪 大人の抗体検査
私は、風邪の時などにかかる内科で、
「おたふく風邪の抗体検査したいんですが」と言って
やってもらいました。
風邪っぽくて受診したついでです。
↑これがその時の明細書です。
- グロブリンクラス別ウィルス抗体価(ムンプス)
- 血液採取(静脈)B-V
- 免疫学的検査判断料
以上が、恐らくですがおたふく風邪の抗体検査にかかる項目だと思います。
合計で387点ですから、1点10円換算で3,870円 3割負担で1,290円です。
(あくまでも予想です。医療事務じゃないんで正確な額は分かりません。)
やった事は、普通に注射器で採血しただけです。
それ相応に痛かったです(^_^;)
明細の日付を見てもらえば分かりますが、
昨日なんでまだ結果は出てません。
電話で教えてくれるそうです。
追記
検査から5日で結果が出ましたので聞きに行ってきました。
何とも微妙で、+4.2という数値です。
基準値は2.0だそうなので、一応「抗体はある」と判断できるけど、
先生は「8〜10あれば安心なんだけど」と仰ってました。
ですから後日おたふく風邪の予防接種を受けることを
約束して帰ってきました。何とも微妙な数値でした。
おたふく風邪 大人の予防接種について
おたふく風邪の予防接種は大人が受けても大丈夫です。
また、抗体を持っていても副反応を起こすことは無いので、
「抗体検査なんて面倒だ」という方は、いきなり予防接種でもOKです。
ただ、予防接種でも抗体獲得率は90%前後で、
「絶対に罹らない」というわけではありません。
ただ、多くの場合感染して発症しても重症化せず軽く済みます。
その点を理解したうえで接種しましょう。
おたふく風邪 予防接種の効果について
「おたふく風邪の予防接種を受けると一生罹らないの?」というと
そういうものではありません。
予防接種で1度出来た抗体でも、その後一切使われないと
弱って無くなってしまいます。
要するに、抗体も使わないと消えるわけです。
使うという事は、そのウィルスと接触するという事です。
そこで発症せず、免疫が増強されれば、抗体が持続されます。
この点に関しては、個人差がありすぎるので、
予防接種の抗体がどれだけ効果を持続するかは、
正確には分かっていません。
ですから、子供の頃予防接種しているからといって、
今罹らないという保証はないわけです。
気になる方は抗体検査を受けてみましょう。
おたふく風邪は不顕性感染という、感染しても発症しないケースが
全体の30〜40%程度有るので、本人・親は罹っていないと
思っていても、免疫を持っている可能性もあります。
おたふく風邪 大人 予防接種【まとめ】
おたふく風邪の予防接種を大人が受けようとすると、子供の場合と同様で
5,000円〜7,000円程します。
抗体検査は1,000円ちょっとで済みます。
大人が強い抗体を持っていれば、おたふく風邪の
予防接種を受ける必要はありませんから、
私は先に抗体検査するのが良いと思います。
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